さひかわ眼科クリニック

北海道旭川市1条通6丁目78-1
クリスタルビル5階
TEL: 0166-76-1124


緑内障専門診療

日帰り白内障手術

多焦点眼内レンズ手術

老眼/乱視矯正手術)

緑内障レーザー手術


緑内障診療に力を入れています

当院での緑内障診療

当院での緑内障診療
  1. 緑内障を正しく診断し、治療(薬、レーザー、手術)します。
  2. 長期にわたる緑内障管理(眼圧測定、視野検査、視神経乳頭の観察)を行います。
  3. 個々の患者さんに合わせた治療を提案いたします。


<院長から>

緑内障治療で最も重要なのは「継続」です。高血圧症や糖尿病など慢性疾患と同様に治療継続が大切なのです。私が提案する治療を様々な理由で継続することが困難な場合は、遠慮なく仰ってください。その際は他の治療法を提案させて頂き、緑内障患者さんが無理なく治療を継続できるよう対応いたします。2018年に開院してから毎日多くの緑内障患者さんを診察していますが、進行(悪化)する方はやはり眼圧が高めです。しっかり治療し、緑内障の進行を食い止めましょう!特に、若い患者さんは今頑張ると、将来の治療が楽になります。

 

<当院を受診する緑内障患者さんの主な訴え>

1)人間ドックで緑内障を指摘されました

 → 緑内障を専門的にみている当院での検査をお勧めします。

2)同じ目薬を何年も使っていますが、本当にこのままでいいのでしょうか

 → 副作用なく長く継続できていて緑内障の進行も抑えられているのであればそれで良いと思いますが、最近は新しい点眼薬も多く発売されています。特に配合剤は有効で点眼本数を減らせるかもしれません。

3)緑内障なのかどうかはっきりさせたい

 → 緑内障診断において白黒はっきりつけれないことも実は多くあります。緑内障を専門的にみている当院での定期検査をお勧めします。

4)目薬が多くて毎日つけるのが大変です

 → 治療を継続できなければ十分な治療効果が得られません。本当に全ての点眼が必要なのか見直して、配合剤やレーザー治療も検討されると良いと思います。

5)このままだとあと数年で失明するといわれた

 → 両眼が全く見えなくなる完全なる失明は緑内障ではそれほど多くありません。残っている視野を護れるようにがんばりましょう。

6)目薬の副作用が気になります

 → 副作用の少ない点眼薬もありますので、眼圧をみながら変更することもできます。当院では副作用の少ないレーザー治療も積極的に行っています。

7)仕事が忙しいので目薬や通院回数を減らしたい

 → 緑内障の進行速度や程度によっては目薬を減らしたり通院間隔を延ばすことは可能です。当院でも長く落ち着いている患者さんは年に数回の検査のみで特に問題なく経過しています。しかし、治療の開始時期や変更時期はこまめに(月1程度)検査を受けれられた方がよいと考えます。

8)緑内障は治りますか

 → 基本的に生涯にわたる観察が必要ですが、緑内障のタイプによっては治ったと言えるものもあります。緑内障には病型がありますのでその診断は重要です。

9)緑内障レーザー治療は効果ありますか。安全ですか

 → 安全です。20年以上の歴史があります。最近、費用対効果の面から見直され治療数が増えています。

10)緑内障手術は効果ありますか。安全ですか

 → 最近は白内障手術との同時手術が流行っています。成功率が高く手技が簡単なため多くの施設で実施されようになりましたが、実は眼圧下降効果はそれほど大きくないため緑内障の進行を止めるほどではありません。本格的な緑内障手術は主に濾過手術と専門的にいいますが、この手術を成功させるには十分な経験が必要です。大学や病院等で緑内障治療を専門的に行なった経験がないと難しいと思います。

11)緑内障で両眼ともほとんど見えなくなりました。何かできることはありませんか

 → ロービジョンケアでは保持されている視機能を最大限に活用し、できるだけ快適な生活を送れるよう支援します。また、ご希望に応じて視覚障害者手帳の申請も行います。

12)目薬、レーザー、手術の他に、何かできることはありませんか

 → 毎日の適度な運動の継続、頭脳や体が健康でいることも大切です。ご希望があれば目を健康に保つサプリメントもご紹介いたします。

13)通院は毎月必要ですか

 → 必ず毎月というわけではありません。当院で最も多いのは2ヶ月毎の患者さんです。眼圧は季節でも変動するので最低3ヶ月に一度は測定しておきたいところです。治療開始時や薬剤変更時は眼圧の下がりや副作用をチェックしますので、しばらくの間は月1回の検査がよいと考えます。長期にわたり安定していれば年2回程度の患者さんもいます。

14)風邪薬や安定剤は緑内障に影響しますか

 → 投薬が眼圧上昇を引き起こす可能性がある緑内障のタイプは専門用語で原発閉塞隅角緑内障といい緑内障全体の約1割です。しかし、このタイプの緑内障でもレーザー治療や手術が適切に行われていれば投薬制限はほぼなくなります。一方、ステロイドは緑内障のタイプや有無にかかわらず眼圧を上昇させる可能性がありますのでステロイド点眼や内服を長期的に続ける場合は時々眼圧チェックをしたほうがよいです。

15)緑内障と診断されてから何年もお茶やコーヒーを飲んでいません

 → お茶やコーヒーを嗜むことは全く問題ありません。

16)何年も治療を中断しました。今からでも間に合いますか

 → 緑内障治療を中断してもまたすぐに再開できます。実際、そのような患者さんは多いです。残念ながらその間に視野障害が進行していることがほとんどですが、それでも治療を開始した方がその後の悪化を抑えることができます。

17)視野検査がつらいです

 → 視野検査は通常のプログラム以外に短時間で終了するものもあります。片目3分程度で終了するとそれほど疲労を感じていないように見えます。どうしても検査が辛い場合は普段撮影する眼底写真やOCT検査で経過を追っていくことも可能です。

18)緑内障があっても白内障手術を受けられますか

 → 可能です。

19)話を聞いてもらえず不安です

 → 緑内障は経過が長いため何度も主治医と顔を合わせる機会があります。毎回ある程度内容をを絞って(できればメモをとっておいて)質問するとよいでしょう。本当に重要な訴えであれば医師は必ず耳を傾けるはずです。

20)これまで何にも言われなかったのに、白内障手術を決めた際に、突然、緑内障手術も必要といわれました

 → 最近は白内障手術と同時に行う簡便で目のダメージが少ない緑内障手術が流行っています。そのため、これまで緑内障手術を専門的に行なっていなかった医師でも緑内障手術を勧めるケースが増えてきました。このように緑内障治療の選択肢が増えたことは喜ばしいのですが、緑内障を突然告知されると不安を抱くのも当然かと思います。緑内障治療開始前と開始後、レーザーや手術の術前と術後の眼圧を丁寧に測定して値を教えてくれる、視野や画像検査を時系列に並べて現状を検査の度に説明してくれる、そもそも最初にどのタイプの緑内障なのか診断して患者に伝えることが緑内障専門医にはできます。

21)過去に緑内障手術を受けましたが、経過がおもわしくありません

 → 緑内障手術は1回では終わらず2回3回と繰り返すうちに眼圧が安定することもあります。

眼圧検査

緑内障進行抑制に最も有効なのは眼圧を下げることです。したがって、緑内障治療では眼圧を正しく評価することがとても重要です。以下に、当院での眼圧測定方法について説明いたします。
眼圧測定には主にゴールドマン圧平眼圧計を使用します。点眼麻酔を必要とし測定部位の先が角膜(黒目)に接触しますので医師しかこの測定はできませんし、測定に時間もかかりますが、現在の緑内障治療において最も標準的は眼圧測定法です。熟練した医師が測定すると、測定のばらつきは少なくなります。院長はこの測定方法に熟練しています。
当院ではゴールドマン圧平眼圧計以外にもいくつかの眼圧計をご用意しています。それらを用いた眼圧測定では目に直接触れないため点眼麻酔が不要であり、医師でなくとも看護師、視能訓練士によって短時間で測定できるというメリットがありますが、その反面、測定のばらつきが大きいというデメリットがあるため、わずかな眼圧変化を捉えることが必要な緑内障治療における眼圧測定にはあまり向いていません。しかし、点眼麻酔が不要なのでお子さまの眼圧測定にはとても便利です。また、大人でもゴールドマン圧平眼圧計より有用なこともあります。当院では個々の患者さんに最適な眼圧計を選択して眼圧測定を行います。

視野検査

緑内障は視野に異常があらわれる疾患ですので、定期的な視野検査が必要です。当院では最新の視野検査装置と視野解析ソフトを用いて緑内障患者さんの視野を管理します。
緑内障診療に主に用いられる視野検査にはいくつかの測定プログラムがあります。集中力を必要とする検査ですのでご高齢の方には短時間でできる検査をお勧めしています。当院では個々の患者さんに最適な測定プログラムを用いて緑内障の診断、経過観察を行います。

眼底検査

緑内障の診断、経過観察で重要なのは視神経乳頭です。当院では初診時はもちろんですが、その後、毎回の診察では眼圧を測定するだけでなく、必ず視神経乳頭を観察し、時には写真に撮って保存します。それは、この視神経乳頭に小さな出血(乳頭出血)が生じた場合、緑内障が進行しやすいといわれているからです。当院ではこのサインを見逃さないために、いったん緑内障治療が開始されたら、はじめの1年は1ヶ月ごと、2年目からは2ヶ月ごとの定期検査をお勧めしています。(治療により視野障害が進行せず落ち着いていれば通院間隔が長くなることもあります)

光干渉断層計:OCT

当院では最新のOCTを備えています。
OCTは特に早期の緑内障診断や早期〜中期までの緑内障経過観察に有用です。
視野検査は患者さんの反応に影響されるという欠点がありますが、OCTではそれがなく、より客観的な情報が得られます。
最近の緑内障診療ガイドラインでもその有用性が強調されています。

隅角検査

緑内障は千差万別であり、様々な病型が存在します。緑内障治療のファーストステップは薬(点眼)ですが、病型によっては薬ではなく手術やレーザー治療で病状が落ち着く緑内障もあります。緑内障を病型分類する上で重要な検査には、眼圧検査以外に隅角鏡検査があります。緑内障の病型診断や治療法の選択にこの検査は欠かせません。当院では隅角鏡検査を必ず実施します。

薬物治療

緑内障治療薬には様々な作用機序のものがあります。当院では薬物治療開始前後でしっかりと眼圧を評価し、眼圧下降が得られているかどうかを確認いたします。稀に、緑内障治療薬を点眼しても眼圧が下がらない患者さんがいますが、その際には作用機序の異なる他の薬に変更いたします。その後の経過観察において、さらなる眼圧下降が必要と判断した際には薬を追加し、再度眼圧下降を確認いたします。

手術、レーザー治療

「手術について」をご参照ください。緑内障手術は病型、進行度によって異なります。個々の患者さんに最適な術式をご提案いたします。

当院での白内障手術

当院での白内障手術

院長は大学病院勤務時代、緑内障を合併した白内障手術を多く手がけてきました。緑内障患者さんへの白内障手術は緑内障にとっても有益であることが多く、白内障手術のみで眼圧が下降したり、緑内障の病態が落ち着いたりすることがあります。さらに、最近は白内障手術と同時に小さなインプラント(iStent®)を眼内に埋め込み、さらに眼圧を下降させる治療ができるようになりました。(院長はこのiStent®挿入術を2017年に道内で初めて行いました)現在、この手術の適応はかなり限られており、全ての患者さんに施行することはできませんので、まずは当院でご相談ください。他にも白内障手術と同時に施行できる緑内障手術がありますので、お気軽にご相談いただければと思います。

目の病気について

眼の病気は緑内障、白内障といったよく知られたもの以外にも様々な病気があります。
詳しくは日本眼科学会のHPをご覧ください。

http://www.nichigan.or.jp/public/disease.jsp(日本眼科学会HP)